2018/04/17
わたしは自分の中に100人くらい別の人格を飼ってるので、言いたいことがまとまってないし、しっちゃかめっちゃかしてるけど、いつかきっと必要になるだろうから、今のわたしの、今しか感じられないタイムリーな思いを綴っておきたいと思いました。
会見も1回しか見れてないし、文字に起こしてくれたネットニュースも開けてない、ただ「関ジャニ∞から渋谷すばるがいなくなる」という変えられない事実だけを抱えたおたくの言葉です。
すばるくんが好きなおたくの言葉なので、他のメンバーや他のメンバーのファンの方には配慮出来てないです。
【渋谷すばるはわたしの神様】
100万回くらい言ってるけど大袈裟でもなんでもなく、ただの人間であるすばるくんはわたしの神様です。
わたしの世界の中心で、わたしの太陽で、わたしの生きる軸で、すばるくんの言葉ひとつで笑って泣いて、わたしの日常にはすばるくんがいました。いてくれるのが当たり前で、ずっとわたしの前にいてくれて、手を差し伸べてくれて、ずっとわたしの宝箱の世界にいてくれると思っていました。
ずっとずっとずっとずっと。
でもずっとなんて無かった。
どこにも永遠なんて無かった。
アイドルは偶像だけど、アイドルだったすばるくんはわたしたちと一緒の一度しかない今を生きている人間で、わたしたちに永遠が無かったように、すばるくんにも永遠なんて無くて、自分のために自分の人生を優先することを決めた。
嫌だよ行かないでよって泣いて縋って駄々をこねても、すばるくんはもう決めてしまった。自分の道を見つけてしまった。自分の決めた道へ歩みを進めようと決断出来るすばるくんが、どこまでもわたしが敬愛したすばるくんで、悲しくて仕方ないのに、同時に誇らしくなってしまいました。
かっこいいね、すばるくん、世界で一番かっこいい。
すばるくん、ジャニ勉でファンのこと大切にしてるって言ってくれましたよね。
伝わってました。
わたしたちは間違いなく愛されてた。
す担にしか分からなくても、す担だけは知ってる。
わたしたちは、すばるくんに心から愛されてた。
だからこんなに幸せだった。
本当に本当に本当に意味分かんないくらい幸せでいっぱいだった。
幸せを抱えきれなくて、嬉しくて、苦しくて、涙が出てくるくらい幸せだった。
だからすばるくんにも涙が溢れるくらいの、自分一人じゃ抱えきれないほどの幸せを感じてほしい。
たくさんの人を幸せにしてくれた人だから、わたしの大好きな人だから、世界中の誰よりも幸せになってほしい。
わたしはこれまでの幸せな思い出で100年だって生きていける、ちゃんと生きていけるよ。
悲しい気持ちはいつか小さくなるし、さみしい気持ちとも折り合いつけるよ、きっともっとずっと先のことだとは思うけど。
だから今は悲しくて悲しくて泣いちゃうのは仕方ないよね、悲しいときは泣くしかないんだから。
でも「関ジャニ∞の渋谷すばる」が今まで与えてくれた幸せは、悲しみやさみしさのせいで消えたりしないし、絶対忘れたりしない、時間になんて奪わせない。
すばるくんがくれた幸せはもうわたしたちだけのもの。
すばるくんが置いていく悲しさやさみしさにだって渡しません。
すばるくん、たくさん、力一杯、愛してくれてありがとう。
もうね、感情がしっちゃかめっちゃか抑えられなくてね!!!ここまではちゃんと日本語書いてたけどここからは心のままに「!」つけて書くね!!!
『味園ユニバースね』!!!!!本当に好き!!!
ストーリーも出演者の方々も歌も全てが好き!!!
『味園ユニバース』が無かったらあのビル怖くて入れなかったよ!!アングラすぎるよ!!!
でも『味園ユニバース』があったから行けたよ!!!
ビルの中で買ったトートバッグは推しの現場で使ってるよ!実用性高いね!!
『歌』もね!!!!聞いた後「あ、これ100年寿命延びたわ〜〜」って本気で思ったよ!!!!!
もう最高!!最&高!!最of高!!!
番協も当ててくれてありがとうねファミクラさん!!!その後1回もツアー当たってないけどね!!わたしブラリ入ってるのかな!?!?!?!?
あとわたしすばるくんのおかげで赤色がとっても好きになったよ!!!!!
小学生の頃、赤いランドセルが嫌で嫌で仕方なくて、ピアノの発表会のフリフリした赤いワンピースも嫌で嫌で泣き喚いて水色にした女の子が赤いワンピース着て赤い靴はいて赤いバック持ってどこの志茂田景樹だよ!?ってレベルのカラーギャングになったよ!!!
すばるくんが赤色を背負うことが無くなっても、いつまでも赤色はわたしを強くしてくれる魔法の色です!ありがとう!!!
すばるくんは他にもたくさんの魔法をかけてくれたね!
何かを一心に追い掛けること、好きなことを「好きだ」って言うこと、心から笑うこと、自分を好きになること!!
わたしね、自分のこと大っ嫌いだったけどすばるくんを好きになったわたしのことはだ〜〜いすき!!メッチャ好き!!!!!
よくやったって褒めちぎってやりたい!!!
も〜〜うね!つらすぎて逃げたくて5月も推し現場増やそうと思ったけどお金全然無いわ!!!あっはっは!!ド田舎内勤、薄給に天誅!!!!!ワッハッハ!!!!!
でも今週末は推しの舞台行くし、来週末だって推しの舞台行くよ!!!夏だってチケットぶんどって推しの舞台行くよ!!!
わたしだって他に好きなことたくさん、たっっっくさんあるんだよ!!!!!
だから、すばるくんも好きなことしてね。
まだまだ納得なんて出来ないし、さみしいし、悲しいし、涙が出るけど、すばるくんに好きなことをしてほしいっていう気持ちに嘘はひとつだって無いから。
わたしたちの心を置いてけぼりにするんだから、世界一幸せになってくれなきゃ許さないよ。
ずっと、好きでいさせて。
ずっと、光の中にいて。
ずっと、笑っていて。
ずっと、ずっと、全てから愛されていて。
馬鹿だなあって思うけど、わたしはやっぱりすばるくんを嫌いになるなんて出来なかったから、いろんなぐちゃぐちゃした考えを全部削ぎ落としたら、これしか残らなかった!!!!!!!!!!
あ〜〜〜〜〜〜すばるくんだいすき!!!!!!!!!!
平ジェネFINALを観てくれ!!!!!!!!!!!!!!!
関ジャニ∞渋谷すばるくんのあれやこれやの為に作ったブログでしたが、あまりにも今年の『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINALビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』が尊est(尊いの最上級)だったのに吐き出す場が無くて(ヒント:ぼくはともだちがすくない)ここに書き出しました。
そもそも仮面ライダーを見ない人には何のこっちゃ分からない内容になっています、悪しからず。読んでくれた優しい人はその優しさついでに映画館で『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINALビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』観てくれよな!!!!!今週土曜の23日からは入場者プレゼントとしてポストカードが貰えるよ!やったね!!数に限りがあるからみんな急ごう!!!
早速長くて重いオタク語りが始まるよ!!!
※ネタバレてんこ盛りです
ハッピーバースデー、仮面ライダークローズ!(『仮面ライダービルド』)
仮面ライダービルド
火星から持ち帰られた「パンドラボックス」の影響で、東都、西都、北都の3つに分断された日本列島。パンドラボックスの謎の解明が進められている東都では、未確認生命体スマッシュが人々の生活を脅かしていた。これと戦うのは、過去の記憶を失っている青年・桐生戦兎。彼は仮面ライダービルドへと変身し、スマッシュに挑むのだ。戦兎の記憶が戻るのはいつの日か?果たして彼の過去には、何があったのか?*1
物語の冒頭、万丈龍我*2は仮面ライダービルドである桐生戦兎に「何の為に仮面ライダーになったのか?」と問われます。万丈はその時、その答えを見つけられず返答に窮していました。
戦兎曰く、「どさくさに紛れてライダーになった」という万丈は何故自分が仮面ライダーになったのか、その理由を探す過程が今回の『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー(以下平ジェネ)』で描かれています。
万丈から見たら先輩ライダーである戦兎も「ラブアンドピースの為に」という理由で仮面ライダーとして戦っていますが、彼も言ってみればライダーなりたてホヤホヤの新米ライダー。そこで万丈の良い先生になるのが歴代ライダー達です。
万丈はそもそも「自分の冤罪を晴らす」という確かな軸を持っています。しかしそれは自分を助ける為であり、万丈のライダーとしての力は他の仮面ライダー達のように、顔も知らない、名前も分からない他者を救う為には存在していないのです。
だから万丈は、誰かの為に、世界の為に、ボロボロになっていく先輩ライダー達を見て困惑します。
「見ず知らずの他人の為に命を張れる理由がわっかんなくて……。」
万丈役の赤楚くん、ここのシーン全部の表情がマジで良かったんだよ〜〜………ウォ〜〜…………。
分かる、分かるよ、みんな仮面ライダーになったら誰かの為に戦わなきゃいけないなんて、そんなの意味分かんないよね…。誰だって自分の身が1番可愛いのにどうしてって、そう思うのは当然の事だと思うよそりゃ…。
この台詞のシーンでは、今回の敵である最上魁星がいる財団Xの研究所ビルの階段を登っていて、仮面ライダーエグゼイドである宝生永夢と仮面ライダーオーズである火野映司が一緒にいました。私が印象に残ったのは今回のレジェンドライダーの中での最古参、映司の返しでした。階段の途中で止まっていた万丈の元まで降り「君にもいつか、分かる時が来る」、そう言って肩をポンと叩くのです。何というか、そこに『仮面ライダーオーズ』が1年かけて描いてきた事があったな、と…。
映司が欲しかったのは「みんなを救う為にどこまでも届く手」。TVシリーズ最終話で映司は「1人だけの手では困難な事でも、誰かと手を繋ぎ合えばその力は繋いだ手の数だけ無限に広がっていく」と気付いたんです。
今回映司は離れた位置にいる万丈へ”手の届く”所まで近付き、肩を叩き、優しく言葉をかけます。TVシリーズでは心配する人達を省みる事無くただがむしゃらに一方的に手を伸ばしていた映司が、今度は迷う万丈としっかりと向き合って手を伸ばしたんです。え……語彙力無さすぎてビックリしてる……これすごく尊かったんですけど………。
ハァ〜〜〜〜〜〜………とりあえずオーズ見てほしい………。
「アンタも仮面ライダーだから戦うのか。」
戦う仮面ライダーに問い掛け、その度に答えを貰う万丈。でも誰1人として同じ答えはありません。
頼まれた訳でもない、誰に感謝される訳でもない。それなのに何でそんなにボロボロになるまで戦えるのか。そして万丈は”自分だけの答え”を出します。
「みんなバカばっかだ!!でも…悪くねえ…。オレはオレの為に戦う…。オレが信じた…オレを信じてくれた者の為に戦う!
オレは……仮面ライダー、クローズだ!!」
ハッピーーーーーーーーバースデーーーーーーーーーーー仮面ライダークローーーーーーーーーーーズ!!!!!!!!!!
鴻上会長の……高らかで…野太い声が聞こえます…………。(オーズ教に入信している信者の戯れ言です)
きっとここが”仮面ライダークローズ”が本当に誕生した瞬間だったんだろうと思いました。
「自分の冤罪を晴らす」という最初の軸も失わず、そして自分なりの「他者を救う事への答え」も見つけ出したクローズ。これからの活躍がますます楽しみです。
パラドの帰る場所 (『仮面ライダーエグゼイド』)
仮面ライダーエグゼイド
バグスターウイルスの脅威から、人類を守り続けてきた仮面ライダーたち。ゲーム「仮面ライダークロニクル」のラスボス・ゲムデウスを攻略したことで、彼らの長い苦悩の日々は、ひとまず幕を閉じた。しかし、ウイルスが完全に絶滅したわけでもなく、また「仮面ライダークロニクル」のために消滅した人々を「復活」させるという大きな目的が残っているため、宝生永夢たちCR(電脳救命センター)の医師たちの戦いの日々は、人知れず続いていたーー。そんな中、永夢とパラドが出会ったのが、謎の仮面ライダービルド。彼はエグゼイドの「成分」を採取すると、何処かへと去って行った。永夢は、まだ知らなかった。この時のことが原因で、自分が変身能力を失っていたことを…。*3
今回の平ジェネではヒロインといっても過言ではない、バグスター・パラド*4。
今回パラドはエグゼイドの変身能力を奪ったビルドを追い、平行世界移動装置エニグマに巻き込まれ、仮面ライダービルドの世界に行ってしまいます。そこで平行世界への移動でタイムラグが起き、パラドが辿り着いたのはエグゼイドの時間軸から2年遡ったビルドの世界。
そこからパラドの仮面ライダービルドを探す2年間が始まります。
ドゥルドゥドゥ♪ ドゥルドゥドゥ♪
(某おつかいのテーマソング)
と、ふざけていられるのもここまででした。
食事や睡眠が必要無い(たぶん)バグスターでも2年という月日を何の手掛かりも無く、ましてや全く知らない世界で探し続けるというのは終わりの見えない迷路のようです。
その2年間は劇中では描かれていませんが、「もう嫌だ」と投げ出したくなりながらも歩みを続けたのか、「必ず永夢の力を取り戻す」と何度も自分に誓い続けたのか、やっとの思いでビルドである戦兎を見つけた時、パラドは2年前の勢いと変わらず戦兎に掴みかかっていきます。
2年間、何かひとつに対して力を注ぐ事って簡単な事ではないでしょう。それなのにパラドは2年前の熱を全く同じ熱さで相手に向けた。それはバグスターであるが故に時間の感覚が曖昧なのか、自身に大事な事を教えてくれた永夢の一助になりたいという思いが強かったのか。前者なら豊かな感情があるのにやはり”ゲームキャラクター”という枠組みを越えられないパラドが切なく思えるし、後者なら他者の命を粗末に扱った頃からの成長に嬉しくなります。バグスターについて思いを馳せるのはとても楽しいです。
戦兎を2年で見つけた事は全くの偶然。もしかしたらもっと長い間ビルドを探し続けるルートだってあったかもしれない。それでもパラドはビルドが見つかるまで探し続けたのでしょう。
ビルドの世界にいる時、戦兎はパラドに「自分のいるべき場所があるってのは最高だな」と言います。1年以上前の記憶が無い戦兎は、自分の世界を定め、そこに帰ろうとするパラドに対して少しの羨望を込めてそんな言葉をかけたのだと思います。さてこの言葉を受けてのパラドの表情です。一瞬何か考えるように目を少し伏せ、ぱちぱちと瞬きをします。キョトン顔カワイイですありがとうございました。この表情を受けて私が感じたのは「改めてパラドは”自分の居場所”とは何処かを考えたのではないか」という事です。そもそもパラドはまず永夢の敵であった壇黎斗側につき、黎斗と自分の目指すものが違うと知った時には黎斗を裏切り永夢を助け、「永夢とゲームで戦いたい」という思いから永夢と再び対立し、そして最終的に永夢側に落ち着いています。コロコロと自分の立場を変えたパラドにとって、居場所とは重要なコンテンツになり得るのでしょうか?
いやなってるんだなコレがァ〜〜〜!!!!!自分で疑問投げかけておいてなんだけど!!なっちゃってるんだなァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
終盤のエグゼイドパートで、パラドは確かに「ただいま、永夢」と言いました。そして永夢も「おかえり、パラド」と。
ハァ〜〜〜〜〜〜尊い…………。パラドは”自分の帰る場所”をきちんと分かっている…。何よりビルドの世界ではずっと張り詰めたような顔でいたのに、エグゼイドの世界に戻って永夢を見つけた途端に「永夢!」と笑いながら駆けていくんですよ…?永夢も再会を喜んでくれてるし…。エ…?尊い何これ……………。
パラドくんには「たくさん頑張ったで賞」をあげて、たくさんよしよししてあげたい…。
頑張ったね、パラド。
”いつかの明日”へ、再び(『仮面ライダーオーズ』)
仮面ライダーオーズ
800年にもわたる、長い眠りから現代に目覚めた怪人・グリード。その中には、腕だけの状態で復活したアンクもいた。アンクは、人間でありながら果敢にもグリードに立ち向かう青年・火野映司の姿を見て、自分の完全復活に利用するため、彼に仮面ライダーオーズへと変身する力を与えた。こうして、映司の果てしなき戦いが始まる。幾度も対立し、時には決裂したこともあった映司とアンクだったが、両者はいつしか固く深い絆で結ばれていた。アンクは最後の戦いにおいて消滅したが、いまも映司は、「いつかの明日」にアンクと再会できることを信じて、人生の旅を続けている…。*5
オーズを好きな人っていろいろ拗らせてると思うんですよね(個人的見解)。「そんな簡単にアンク復活とか出来ると思うなよ」っていう気持ちと「映司達とアンクが再会する未来早よ来い」っていう気持ちとで矛盾を抱えながら悶々としている生き物なんですよ(個人的見解)。
仮面ライダーオーズTVシリーズ終了後の2011年冬に公開された『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVIE大戦MEGA MAX』でもアンクは”復活”と称されていますが、40年後の未来から来たという事が明らかになります。つまり厳密には”復活”ではなかったんですね。あれから6年、ずっと待ち続けたアンクの”復活”。今回はどうなるものかと期待と不安で胸をいっぱいにして観てきました。
最上魁星が複製したコアメダルからグリードを生成。
「おっと、お前の相手はコレがお似合いかァ!?」
投げられたメダルはアンクを象徴する鳥系統の赤いコアメダル。そこから現れたのは完全体グリード姿のアンク。複製したコアメダルから作られた偽のアンクだと分かっていても攻撃をする事が出来ない映司。ここも胸にくるものがありました。
TVシリーズではお互いを利用し合っているという関係だった映司とアンクは対立する事もありました。お互いを本気で傷つけ合う場面も。そんな映司が、アンクと戦った事がある映司が、アンクを攻撃するのを躊躇うなんて、と。それはきっと、TVシリーズで映司がずっと欲しかったものをアンクが既に与えてくれていた事、それに対して映司が素直に感謝していた事、アンクはもう利害の一致だけで共に戦っていただけではなく手を取りたかった相手になっていた事。様々な理由があったのだと。涙腺決壊ポイントですね。
戦いの最中、映司は”本物のアンク”の存在を確かめるように割れたアンクのコアメダルを見るのです。そして攻撃を受けるがままの映司はビルの壁が壊された箇所から複製アンクに落とされそうになります。そして割れたメダルが複製アンクに触れると苦しみだした複製アンクは、映司をビルの中へと返し、自分は意識を失い壊れた壁から落ちていきます。落ちる複製アンクを迷いなく追う映司。
「お前が本物のアンクじゃなくても、この手で掴める命があるなら俺は迷わず掴む!」
アンクを”命”って言ったよーーーーーーーーーーーーーーーー!!!(号泣)
アンクが欲しかったものは、世界を確かに感じられるもの=命で、TVシリーズ最終話ではアンクの「ただのメダルの塊が死ぬところまできた」という台詞=命を得たことになってるのを踏まえた上でのこの台詞はずるい…!
このシーン、構図もしっかり作り込まれてます。最終話では空から落ちていく映司をアンクの腕が追いかけますが、平ジェネでは逆。映司が、落ちていく複製アンクに手を伸ばします。TVシリーズ最終話でアンクは「お前が掴む腕はもう俺じゃないってことだ」と言って消えていきましたが、きっと映司はずっとずっとその手を掴みたかったはず、2011年の8月28日*6からずっと。平ジェネで映司が掴んだのが右手だったのもポイントですね……*7
割れたアンクのコアメダルが複製アンクの中へ吸収され、光で満たされた先には泉信吾*8の姿を模したアンクが自分の翼で宙に浮き、映司を地上に降り立たせていました。ここの画、素晴らしすぎません…?いや…どこの協会ではめられてるステンドグラスですか?って感じでしたわ(???)
「今日だったんだな、お前のいる明日って」
『仮面ライダーオーズ』にとって明日というワードは重要なものだと考えています。映司が大切にしている物はちょっとのお金と”明日”のパンツ、「今日という日を”明日”にすることさえ欲望」という台詞、そしてアンクのいる”いつかの明日”。このワードを聞いた時、これこそ『仮面ライダーオーズ』だと涙を流しました。(合掌)
ここからは2人が共に戦うシーンです。
「ちゃんと今日の分のアイス寄越せ!」
「分かってるって!」
離れていた時間なんて感じさせないような変わらない空気感*9。これこそ…………仮面ライダー…オーズ……。(合掌)
「いくよ、アンク」と声を掛ける映司。TVシリーズで最後の戦いへ向かう際にもこの台詞がありましたし、映司役の渡部秀さんはこの台詞を添えて平ジェネへの出演を自身のインスタグラムで明かしていたので、ここにもグッときました。そしてニヤリと笑いながら映司にメダルを投げるアンクにも。これを6年待っていました。ずっと待っていました。夢のようでした。
そして自らの鳥系コアメダルを使ってタジャドルコンボ*10に変身させるアンク(ここで自身の核になるコアメダルが体外に出た事により一時的にアンクが消えます)。
ここで映司が「それがお前のやりたい事なら…!」と言って変身しますが、これもオーズの最終話で使われている台詞なんですよね。なんかもうスゴイ…!最後までチョコたっぷりどころか穴からデロデロに流れてるレベルでいろいろ詰め込んである…!!
そしてラストシーン。割れたコアメダルを見つめる映司。それが手の中から消えたかと思うと背後にはアンクの姿が。
「アーンク、はい約束。」
そう言ってアンクに差し出されたのはソーダ味のアイスキャンディー。
受け取ったアンクはアイスを一舐めして、閉じた瞼を震わせ、泣きそうな顔でほんの少し微笑んで、また割れたメダルへと姿を変えました。
まだメダルで体を形成しているアンクはアイスの味なんて分からなかったでしょう。それでもアンクはアイスを望みました、共に戦ったあの頃のように。見た目も泉信吾に憑依していた姿を選びました、完全体グリードを選ぶ事も出来たのに。それは紛れもなくアンクの意志で、アンクはあの頃と変わらない関係を望んだのでしょう。きっとあの頃と違うのは、メダルの獲得という、アンクにとっての利益が無くても、アンクは映司を助けるだろうという事。
平ジェネの映司はフォーゼ&オーズのMOVIE大戦MEGA MAXを経ていて(円盤が手元に無いので時系列に自信は無い)、X年後(最大40年弱?)にはアンクが復活している事を知っている為、”いつかの明日”へ向かって歩みを止める事は出来ません。それは時につらい旅になるでしょう 。それでも映司の最後の言葉には悲観の響きはありませんでした。「いつか会える」と分かっているから、信じ続けていられる。
「アンク、また会おう。お前と俺のいる、明日に。」
余談として、もうひとつだけ気になってる事が複製アンクの攻撃を映司が一方的に受けている時に、映司の言った「アンク……お前は…俺が……」の続きなんですよね。言わなかった事に意味があるのか。それとも本当に考えていないのか、んなアホな。文脈と状況から考えてみると「消滅させた」とか「殺した」とかしか出てこなくて…。TVシリーズ最終話でひび割れたタカコアに気付かずに変身してしまったから、っていうのを映司は今でも引きずって、「お前は俺が殺してしまったから今ここで殺されても仕方ない」と思ったのか…。そうなると複製アンクに反撃しなかったこととも辻褄が合うのかなと…。答えが劇中に無いので全ては憶測にしかなりませんけどね。
でも例え映司の台詞の後に続く言葉が私が想像したものだとしても、本物のアンクが見せた言葉や行動や表情を見る限りアンクの映司への信頼は本物なのはオタクの目から見て明らかなので。映司くんはその辺を自覚して下さい。(強気)
ハイ、お付き合い下さりありがとうございました。
仮面ライダーシリーズは週1回30分番組全50話弱なので本気出せば1日で見れます。
少しでも「尊いですやん……。」と思ったら、鉄は熱いうちに打て。すぐにTSUTAYAに行きましょう。
イケメンしか好きじゃないわっていうそこのウーマン、安心して。右を見ても左を見てもイケメンしかいないわ。リーゼントの福士蒼汰(『仮面ライダーフォーゼ』)だって、スーツの竹内涼真(『仮面ライダードライブ』)だって、トンチキファッションなのになぜか可愛い菅田将暉(『仮面ライダーW』)だっている。仮面ライダーはまだそこまで世に知られていないイケメンの宝石箱よ、安心して飛び込んでいい。
だからみんな〜〜!平ジェネを観てくれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
*1:『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINALビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』パンフレットより
*2:元格闘家(八百長疑惑で永久追放)。東都先端物質学研究所の葛城巧を殺害した容疑で逮捕されたものの無実を訴え刑務所から逃亡。ビルドと出会い、逃げ延びた後は行動を共にしている。
*3:『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINALビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』パンフレットより
*4:幼少時代の永夢の「遊び相手が欲しい」という願いから生まれたバグスターで、バグスターが支配する世界を作ろうと永夢と敵対していた。永夢により死の恐怖を知ったことで自らにも心があることを知り、それまでの行いを悔いて永夢と共に戦うようになった。
*5:『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINALビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』パンフレットより
*7:TVシリーズ最終話の映司の前でのアンク消滅シーンは右手のみだった為
*8:TVシリーズでアンクの右手だけが復活した後、瀕死の状態で倒れていた人間。アンクが憑依したことで一命を取り留めた。
*9:実際は最終話ラストでアンクは思念体のような形で映司の旅に同行しているので「離れていた」という表現が適切なのかは不明
Happy Birthday @ 170922
拝啓
私の住む街では高く澄みきった空に白い鱗雲が浮かびはじめる季節となりました。
あなたの住む街の空はいかがでしょうか。
思い起こせば、2017年の新年会で「悔しい」と言ったすばるくん。
何も満足していない、上には上が果てしなくいる、何か変えようって思わなければ変わらない。
それを聞いて私も悔しかったのです!!!!!!!!!!すばるくんに天下を!!!!!すばるくんにてっぺんからの景色を!!!!!すばるくんに王冠を!!!!すばるくんに玉座を!!!!!いっそすばるくんに傅きたい!!!!!!!!!!もちろんこれは関ジャニ∞メンバー全員に同じことが言えるんですけれど!!!!!!!!!!
私から見ても、きっと世間から見ても、関ジャニ∞は「売れている」んです、謂わば人生の成功者なはずなんです。それでも「もっと」と貪欲に手を伸ばし続けるあなた達が、上しか見ていないあなた達が、とてもかっこよくて、とても誇らしかった。しっかりと整備された道を歩くべき人達なのに、その資格も実力もあるのに、あなた達は足場の悪い道で全身に泥をつけて歩いていく人達で、その汚れすらも自分達の個性にしていける人達なんだと思いました。あなた達についてきて本当に良かった。
その新年会から迎えた初めてのツアー、9月10日に幕を閉じた『関ジャニ'sエイターテインメント ジャム』、今回も最高のツアーでした。
すばるくんが!!!!!あんなに!!笑いながら!!手を振って!!!ピースして!!!!中指立てて!!!!!ファンサをしている!!!!!!!!!!(そうは言ってもすばるくん、ライブでは全然構いませんが、むしろご褒美なんですが、余所では中指立てちゃダメですよ、オタクとの約束だぞ☆)
すばるくんが歌いながら微笑む度に、カメラ目線でキメ顔流し目をする度に、会場からは「ンギィヤアアアアアアアア!!!!!」という悲鳴が聞こえてきました。「アレ?全員す担かな?????」と思う程にものすごい悲鳴でした。
すばるくんがそんなメチャクチャなファンサ(褒めてる)をするようになってから久しいですが、バンドのすばるくんは相変わらず肌がヒリヒリと灼けてしまいそうなくらい熱くて気持ちいい声でした。『象』の「その足で踏み出せ!世界は変わる!」、歌うというよりも叫ぶようなすばるくんの声に心臓を掴まれました。好きだという気持ちが止まらなくて涙が溢れていました。すばるくんの剥き出しの感情を乗せた声に触れると、痛くて、心臓が潰れそうで苦しくて、それでも幸せを感じている自分がいました。どんなにメチャクチャなファンサ(褒めてる)をするようになっても、”渋谷すばる”はどこまでも”渋谷すばる”でした。
そして横山さん曰く「言葉の意味を大事にする(TVガイドPERSONより)」すばるくん。
三馬鹿ユニット曲『Answer』ももちろんエモさの塊で豪速球投げられては被弾してHPを削られまくったのですが、今回は『生きろ』に救われました。
私はホンッッッッッットに何もないんです。人より得意なこともパッとは浮かんでこないし、仕事も同じことの繰り返しのようなものだし、専門に進んだ同級生は資格を取って美容師になってとか、この前地元の友達に赤ちゃんが産まれてとか、周りの人の環境が変わっていく中で自分だけが何にもなれていないことに焦ったりして、でも「それなら私は何がしたいのか」を考えてみても全く答えは出なくて。そんな時に「何もなくたっていいから、あなたを生きて」って歌ってもらえて、いろんなモヤモヤが昇華された気がしました。「すばるくんがそう言ってくれるならそれでもいいや」って。焦ったところで結局なるようにしかならないですしね、うん。
スバラジで「ヒロトが生きろって言ってくれたら、俺ももっと救われただろうなって思うと、今の人達にもそういうことのきっかけのひとつにでもなれたらすごい事(ニュアンス)」と言っていて、すばるくんがきっと言葉を大切にするのは自分の過去の経験に基づいているからで、きっと当時すばるくん自身が欲しかった言葉を今、私達に与えてくれているんだろうなと思いました。嬉しい。ここに救われたおたくがいます、見渡せばきっと世界中にいます。
すばるくんの言葉は地球の裏側にだって、宇宙にだって、どこまでだって届きます、絶対。
芸事の世界、特にすばるくんが生きている世界は誤解を恐れずに言ってしまえば人間が消耗品として扱われて、”売れなければ消えていく”というシビアな場所。
でもその中ですばるくんは今日も私達の前にいてくれていますね。
希望とか、勇気とか、愛とか、夢とか、楽しさ嬉しさ喜び全部を携えて。
それがどんなに恵まれていることか。幸せなことか。
本当は優しくて人を思いやれる心を持っているのに、不器用だから上手く伝えられないことがあって。
自分を守るための嘘すらつけなくて、愚直なまでに真っ直ぐで。
疲れた顔や眠そうな顔をしたり、ちょっと性癖を出しすぎちゃったり、パイナップル髭野郎だったり、”キラキラしたアイドル”だけじゃない面も見せてくれる、とても人間くさい人。
すばるくんは私の神様です。でもすばるくんはやはりどうしようもなく人間なんですね。
いつかのジャニ勉でのロッカーゲーム。『ファンを大切にしているのは?』という質問に応えてロッカーから出てきてくれたすばるくん。
信五さんに「お前何で出た?」と言われても、まるちゃんに「イメージ無いなぁ」と言われても、ファンは「すばるくんに大切にされてる」と感じていると思います、私もその1人なんですけれど。
どの辺がと聞かれても上手くは言えませんが、「ありがとう」って言ってくれる声と表情の柔らかさや、自分が名付けたファンの名前を叫んでくれるところ、涙を見せてくれるところ、それこそ「悔しい」って思っていることを私達にも伝えてくれるところ。
「大事にしてるよぉ」と言ってくれたすばるくんを私も大事に大事に応援していきたいです。
言葉にしてくれたことで自信がつきました。
私達は、すばるくんに、大切にされている。
幸せだなァ……………………………(cv.加山雄三)
すばるくんがずっと光の中を歩いていけますように。
すばるくんがずっと笑っていられますように。
すばるくんがずっと幸せに包まれますように。
繊細なすばるくんが傷つくことがありませんように。
優しいすばるくんが人の優しさにたくさん触れられますように。
愛を与えてくれるすばるくんにその何倍もの愛が還ってきますように。
願えばきっとキリがないので、その願いの一助となれるようにこれからもジャニーズ事務所にお金を落としますね。
9月22日生まれ
9月22日ジャニーズ事務所入所
9月22日所属グループ関ジャニ∞全国デビュー
今日は私にとって1年で1番大切な日です。
昨日までこの日を心待ちにしていました。
明日からまた9月22日を1年待ち続けます。
35歳のすばるくん、1年間たくさんの幸せをありがとうございました。
1年分様々なことを吸収して、もしくは吐き出して、また素敵なおじさんになっているであろう37歳のすばるくんに出逢えることを楽しみにしています。
でも今日は36歳になったすばるくんに初めましての気持ちを込めて。
すばるくん、お誕生日おめでとうございます。
好きな音楽に触れて下さい。
美味しいものを食べて下さい。
ふかふかのベッドで眠って下さい。
笑っていて下さい。
泣きたい時には泣いて下さい。
疲れた時には足を止めて下さい。
誰よりも幸せでいて下さい。
そしてこれからももっとあなたのことを好きになることを許してください。
季節の変わり目、朝夕涼しくなりました、くれぐれもご自愛下さい。
敬具
平成29年9月22日
HappyBirthday @ 1103
リョウちゃん/作詞 坂田
リョウちゃんはね
錦戸亮っていうんだほんとはね
だけど
ちっちゃい頃はそれはそれは小さくて愛らしくてお天使だったんだけどそれは成長してからも変わることなく高くなった背や低くなった声の全てが大人の男性・錦戸亮を物語っているというのに今なおその可愛らしさは健在だなんてそんなの
おかしいね リョウちゃん
リョウちゃんはね
バナナジュースがだいすきほんとだよ
だけど
メンバーのこともだいすきだからだいすきなバナナジュースをだいすきなメンバー(主に横山さん)にも飲んでもらいたくて「飲む!?」って聞きまくるもんだからメンバーもちょっと引かれちゃうの
かわいそうね リョウちゃん
リョウちゃんがね
とおくへいっちゃうってほんとかな
だけど
そもそもリョウちゃんは元からとおくの人というか天の上の人というか触れてはいけない聖域というかサンクチュアリというか触ったら手が溶けると思うのでちょっと「サッちゃん」の歌詞を文字るのはやっぱり無理があったかなと感じている所存ですがとにもかくにももう31歳のリョウちゃんに会えないっていうのはちょっとばかし
さびしいな リョウちゃん
かっこいいところも可愛いところも星の数ほどあるリョウちゃんこと錦戸亮さん、32歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今年もリョウちゃんにとって充実して、楽しくて、幸せに過ごせる1年でありますように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
HappyBirthday @ 0922
拝啓 渋谷すばる様
さよなら、34歳のすばるくん。
はじめまして、35歳のすばるくん。
自分の誕生日よりも楽しみで、毎日毎日指折り数えていた今日という日。
すばるくん、お誕生日おめでとうございます。
暦も赤色になってすばるくんをお祝いしとりますわ。
35歳になったすばるくん。
わたしはそんなすばるくんのほんの一部しか知りません。
すばるくんの知らない部分がまだまだたくさんあります。
だから、すばるくんがわたしの知らない部分を見せてくれる度に、とても嬉しくて、とても幸せで、とても泣きたくなるんです。
クソポエマーにもなるんです。
でもそんなわたしでも、知っていることもあります。
まずは、お顔が綺麗なこと。
すばるくんがジャニーズ事務所所属のアイドルである以上、やはり美醜は関係ないとは言えないと思います。
初老だとか老けたとか言われていますが、すばるくんのお顔は天下一品の黄金比率で構成されています。
異論はあんまり認めたくありません、だって間違いなく綺麗だから!!かっこいいから!!!
わたしは特にすばるくんの目が好きです。
キラキラと輝いてまるで宝石のようでいて、ギラギラと燃えてまるで野獣のようでもある。
こぼれ落ちてしまいそうなほど大きな目を限界まで開いて叫ぶように歌う姿も、瞼の奥に隠してしっとりと語りかけるように歌う姿も、わたしにはいつでも輝いて見えます。
その目を縁取る、くるりと上がった睫毛も可愛らしいです。
少し不器用なこと。
テレビを見ていてハラハラさせられる場面がたくさんありました。
受け取る側にはすばるくんを知らない人だってたくさんいます。
すばるくんはありのままを見せているだけでも、良く思わない人はたくさんいるんです。
わたしはすばるくんが大好きだから、大好きな人を貶されるのはやっぱり嫌です、死ぬほど嫌です。
すばるくんへの否定的な言葉を聞く度、モヤモヤした気持ちがいつまでも拭えませんでした。
それでも最近はなんだか柔らかな表情が多く見られますね。
良い感じに歳を取って、1人での活動も増えて、その中で様々なことを吸収したからでしょうか。
すばるくんが今日も心穏やかに過ごせていることを願うばかりです。
楽しいと体が動いちゃうこと。
30を過ぎたおじさんがドッジボールでボールを取れただけで跳ねちゃうの?????なにそれ可愛すぎない?????????幼児なの???????????????
∞祭やJBユニット決めやいきなりドッジ、パッと思い出せないけれどきっとまだまだたくさんある「楽しくなっちゃったすばるくん」エピソード。
すばるくんの「たのしい!」は人の笑顔を誘います。
いつだってすばるくんがわたしの表情筋を壊します。
度々涙腺も壊します。
昨日よりも今日、今日よりも明日、すばるくんの「たのしい!」が溢れる毎日であってほしいです。
メンバーが大好きなこと。
それと同時に、メンバーからも愛されていること。
ゲームもご飯も旅行も一緒、まるで彼氏な横山さん。
すばるくんの言葉で1番笑ってくれて、すばるくんの理解者である村上くん。
昨今のエピソードのおかげですっかりヤバイ方の渋谷担扱いをされている丸山くん。
『運命共同体』とまで言わせた、感性がすばるくんと近い安田くん。
幼い頃から憧れ続けて、今でもキラキラした目を向けてくれる元祖強火錦戸くん。
すばるくんが1番安心すると評するドラムを叩く大倉くん。
JUKEBOXツアー、すばるくんが『宇宙に行ったライオン』の「初めて得た仲間に」の歌詞でメンバーを振り返った姿が今でも忘れられません。
すばるくんの”初めての仲間”は十数年経った今でもすばるくんの傍にいるこの人たちなんだ、そう思うと涙が止まりませんでした。
お互いがお互いを支えあって、励ましあって、時にはぶつかりあって、築き上げてきた”関ジャニ∞”というグループ。
決して綺麗な道を歩んできたわけでもなく、躓いて、転んで、傷だらけになりながら、そんな傷さえも笑い飛ばせる。
そんなグループの中にすばるくんがいてくれて本当に良かった。
これからも変わらない人たちと、変わりゆく景色のひとつひとつを楽しみながら生きてください。
そして、ファンを大切に思ってくれていること。
すばるくんからのたくさんの「ありがとう」がわたしの宝物です。
どんなに大きな宝石だって、どれほど積まれた大金だって敵わないほどの力がすばるくんの言葉にはあります。
尊ささえ感じるその言葉に触れてしまうのはあまりにも怖くて、それでも手を伸ばしてしまうのは、やはりすばるくんが自分の言葉で自分の気持ちの全てを伝えようとしてくれるからです。
どんなに拙くて、たどたどしくても、すばるくんの言葉はいつも真っ直ぐで嘘偽りがありません。
それはきっと、すばるくん自身が良くも悪くも正直な人だから。
だから、すばるくんの言葉はこんなにも真っ直ぐに届くし、信じることができるのだと思います。
これからもすばるくんの心からの言葉を聞かせてくださいね。
最後に、歌が好きなこと。
どすこいすばるくんが表紙のTVガイドを読みました。
すばるくんが出している音とわたしたちに聞こえている音は違っていて、だからわたしたちはすばるくんが一生聞くことのない音を聞いていると思うと、わたしは身に余る程の贅沢を経験しているのだと思いました。
「歌い続けたい」
「一生歌えたら、それで十分」
渋谷担として、これ以上に幸せなことはありません。
音楽の神様に選ばれたすばるくん。
途中何度も壁にぶつかったすばるくん。
それでも歌うことをやめなかったすばるくん。
歌い続ける道を選ばないことだってできたはずなのに、まだ先の見えない道を選んでくれてありがとう。
すばるくんがこの道を歩んで良かったと思ってくれていたら嬉しいです。
もちろんまだまだたくさんあります!!!!!
でもいい加減長い上に、もうこの時点で9月21日の20時を回っていて時間が無いため割愛です。
万の数の人を幸せにするすばるくんに億の数ほどの幸せが訪れますように。
世界中の誰よりも幸せになってくれますように。
笑顔が曇ることがありませんように。
でも、泣きたいときには泣いて、怒りたいときには怒って、すばるくんの心が正直に生きられますように。
いつまでも光の中を歩んでくれますように。
昨日はもう過去で、明日はまだまだ先の未来の話。
他でもない今日9月22日にこの世界に産まれてきたすばるくん。
「おめでとう」、「ありがとう」って何度だって言いたいけど、何度言っても足りない。
お誕生日おめでとう。
産まれてきてくれてありがとう。
一生わたしたちのアイドルでいてくれる人生を選んでくれてありがとう。
歌い続けてきてくれてありがとう。
これからも歌い続けることを約束してくれてありがとう。
いつも幸せをくれてありがとう。
長々と書きましたが、言いたいことはひとつ。
すばるくん、すきです。
世界一幸せな渋谷担の内の1人からでした。
乱筆失礼致しました。
敬具
HappyBirthday @ 0911
春に桜が舞い散る中で少女マンガ的出会い方したい人第1位
夏に学校の屋上に忍び込んで一緒に線香花火したい人第1位
秋にハロウィンというリア充イベントで一緒にはしゃぎたい人第1位
冬にコタツに入って鍋をつつきあいたい人第1位
etc.....
総じて「永遠のガチ恋枠」である安田章大さん、お誕生日おめでとうございます。
わたしにとっての安田くんは一言でいうとカメレオンみたいな人。
その場に合わせて自分の色を変えられる人。
そんな人だと思っています。
ニコニコ笑ってメンバーを見ていたと思ったら、男らしく観客を煽ったり。真面目な話をしていたと思ったら、右斜め上に逸れた返しをしたり。
コロコロと変わる表情が見ていてもとても楽しいです。
やっぱりわたしが好きなのはライブでの安田くん。
「上の方も見えてるよーーー!!」って言いながら全開の笑顔で手を振ったり、ギターを掻き鳴らしながら興奮で背筋がゾクゾクするほどのニヒルな笑みを見せたり、何かに飢えた獣のように鋭い眼光で睨みながら歌ったり、「本当に他のメンバーと同じ振りか?」と思うほど全身を使って踊ったり。
約2時間で安田くんの素敵なところ全部を見れるのがライブです。
これだから現場はやめらんねえよな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
演技の上でもどんな役もこなしてみせて作品毎に違う安田くんに出会えるのがとても嬉しい。
どんな役をやっても自分色に染められる人も凄いとは思いますが、それを微塵も感じさせない安田くんも凄い。安田くんが演じると、『安田章大』がスッと消える感じ。
これもわたしが安田くんを「カメレオン」と評する所以でもあります。
これからももっともっと演技が見たいと思わせてくれる人です。
最前ドセン(テレビの前)の良席で早く安田章大という名の別人に会いたい。
もちろん映画館でも会いたい。
欲を言うならFftEのときみたいな狂っていそうな役の安田くんが見たいので何卒お願いします関係者様。
そして安田くんの安田くん力が発揮されていた関ジャニ潜入捜査もまたもや見事に優勝。
他と比べると地味な画面になるかと思われましたが、安田くんの力でめっちゃ面白い感じになってて「安田くん、さすがだな〜〜!」と思いました。
フライパンの1番の見せ場でレジェンドに譲るところも、ハンズでの実演販売も、あまりにも安田くんで溢れててものすごく笑いました。フライパン売れて良かったね。
自分の魅せ方をよく理解していて、『安田章大』というブランドの魅力を最大限に引き出せる名プロデューサー。
そんな安田くんだからこそ出来ることなんだと思います。
これからも安田くんがつくる『安田章大』をたくさん見せてください。
かっこよくて、可愛くて、ちょっぴり人とズレてて、絵が上手くて、ギターが得意で、手足は短いけど綺麗なダンスが出来て、とびきり人に優しい、そんな安田くんが好きです。
お誕生日おめでとう。
優しいあなたが、たくさんの優しさで包まれる1年でありますように。
あなたが誰かに渡した優しさが、巡り巡ってあなたに還る1年でありますように。
『安田章大』がまた一段と飛躍する1年でありますように。
横山さんと大倉くんのお誕生日、普通に抜かしてしまって普通に落ち込んでるわたしからのバースデーポエムでした。
P.S. 安田くんはガチ恋枠っていうのはあくまでも枠ってだけであって、安田くんは確かにかっこいいけど、あの、本当にガチ恋なわけではないので、そういう安田くんガチ恋各方面の方は後ろから殴らないでください(土下座)
ワイ監督による自担主演映画脚本
これはわたしが「すばるくんのこんな映画が見たい!」っていう夢と欲望と期待を込めただけのお話です。
脚本の書き方については大3のときに半年間勉強しただけですので、正直うろ覚えです。
ト書きは3字下げるとか、台詞は1字下げて行を跨ぐときは更に1字下げるとか教授に言われた気がしています。
先に言います、長いです。
あとわたしは関西の人でもないし、団地にも住んでいません。
読んだ後の文句等はわたしが傷つきますので心の中にそっとしまって鍵をかけてあげてください、そして絶対に開けないでください。
ブログ書いた後ってとんでもない賢者タイムに突入するんですけど、貧乏性なので出しました。
******************
○団地・公園
公園内に生えている桜の木から花弁が舞う。
桜の木の側のブランコに座るすばる。
ブランコを揺らすと軋んだ金属音が鳴る。
主婦A、公園の前を通りかかる。
主婦A「あら?すばる、今日は店休みやったっけ?」
すばる「今日、ライブやから。臨時休業。景気付けに花見しとんねん」
主婦A「まぁ、そやの!せやったら今買うてきたお団子あげるわ!ライブ、頑張りや!」
すばる「ありがとお、おばちゃん」
すばる、気の抜けた顔で笑う。
主婦A「まだお姉さんやで〜〜!」
主婦A、後ろ手に手を振り公園を去る。
子ども(5~6歳)が3人、公園に駆け込んでくる。
子どもA「すばる兄ちゃんおった!」
子どもB「母ちゃんがな!すばる兄ちゃんが公園おったから遊んでもらえって!」
子どもA・B、すばるの座っているブランコを左右から揺らす。
すばる「ええ?兄ちゃん、もうすぐ出かけなアカンねんで……?」
子どもC「えー!すばる兄ちゃんおらなおっきい城作れへんやん!」
子どもC、すばるの肩を後ろから掴んで揺さぶる。
子どもA「ちょっとだけ!ちょっとだけやから!」
すばる、目を細めて笑う。
すばる「しゃあないなぁ……、ちょっとやで?」
すばる、子どもAの頭を撫でながらブランコから立ち上がる。
喜ぶ子どもA・B・C。
すばると子どもA・B・C、砂場に向かう。
すばる「お前ら半袖寒くないんか……?」
子どもB「走ってたらすぐ暑なるって!」
子どもC「あ!すばる兄ちゃん団子持っとる!」
すばる「E棟のおばちゃんに貰たんや。あとで手洗って食べよな」
会話を交わしながら歩くすばると子どもA・B・Cの後ろ姿。
○電車・車内
断続的なレールの継ぎ目の音。
電車内の人の話し声。
すばる、ギターを背負ってドアの側に立ち、外を眺めている。
目を閉じる。
車掌(声)「次はー、……」
すばる、目を開ける。
睨みつけるような険しい目になる。
○ライブハウス・入口
すばる「おはよーさん」
すばるの声に気付き物陰から顔を出すメンバーA。
メンバーA「すばるくん遅いっすわ~!今日の曲で聞きたいことあるって言うたやん!」
騒がしいメンバーAの声を聞き、現れるメンバーB・C。
メンバーB「(笑いながら)社長出勤やなぁ~!」
メンバーC「すばるも来たし、とりあえずリハの前に何か食おうや。腹減ったわ!」
メンバーA・B・Cの後に続いて歩くすばるの後ろ姿。
楽屋に入り、姿が見えなくなる。
○同・ステージ(夜)
曲の盛り上がりと共に観客の歓声が鳴り響く。
ステージを照らす数色のライトの光がすばるの目で反射する(目のアップ)。
すばる「もっと……、もっとや!!!」
すばるに煽られ更に歓声を上げる観客。
○電車・車内(夜)
メンバーA「じゃ、お疲れっしたー!」
メンバーA、手を振りながらホームに降りる。
すばる、片手を上げ応える。
電車が動き出す。
すばる、座席に深く座り込む。
深く息をして目を閉じる。
○同・車内(夜)
すばる、眠りから覚めて目を開ける。
子どもA「あ!すばる兄ちゃん!」
開いたドアから乗り込んできた子どもA、すばるに駆け寄る。
気が付いたすばる、子どもAに笑いかける。
すばる「おお、お前もどっか行ってきたんか」
子どもAの後に乗ったA母、申し訳なさそうにすばるに近付く。
A母「すばるちゃん、ごめんなぁ。今日、ライブやったんやろ?せやのに、おばちゃん知らんでこの子達押しつけてしもて……」
すばる「気にせんでええよ。楽しかったし、なぁ?」
すばる、子どもAの顔を覗きこみ同意を求める。
子どもA「せやで!すばる兄ちゃんな!バケツでこーんなおっきい城作ってくれてな!めっちゃ楽しかってんで!」
すばるとA母、大きく手を広げながら説明する子どもAを見て笑う。
A母「そら良かったなぁ。すばるちゃん、ありがとうな」
すばる「(笑いながら)どういたしまして」
○団地・屋外(夜)
子どもA、すばるに手を振る。
子どもA「すばる兄ちゃん、ばいばい〜!」
すばる、子どもAに手を振り返す。
すばる「ばいばい、ちゃんと歯ぁ磨くんやで」
すばる、A母・子どもAが手を繋いで団地内に入るのを見送る。
○団地・屋外
セミの鳴き声。
団地の敷地内を歩くすばるの後ろ姿。
D母「すばちゃん!」
すばる、振り返る。
E母「ちょうどよかったわぁ!今時間ある?」
すばる「え、大丈夫やけど……なにぃ?」
すばる、顔をしかめる。
D母「いやな、A棟の斎藤さんと佐藤さんにお茶誘われてんねんけどな、この子らおるしアカンね~って話してたんよ!」
すばる、それぞれの母親に手を繋がれた子どもD・E・Fを見る。
F母「そこに狙ったみたいにすばくんが目の前に現れたやないの!頼むわ!ちょっとこの子ら見といてくれへん?」
すばる「なんや、そんなことなん?ええよ、別に」
E母「ありがとお~!これ、暑いから4人でジュースでも買うてな!」
E母、すばるに1000円を渡す。
E母「ほな頼んだでー!」
すばる、子どもD・E・Fと共にD母・E母・F母を見送る。
すばる「さ、公園行こか」
○同・公園
子どもD・E・Fが声を上げて公園内を走り回る。
ブランコに座っているすばる。
すばる「そんな走り回ったらコケるやろー!服汚したら母ちゃんに叱られんの兄ちゃんやねんでー?」
少女(9)「すぅちゃん!!」
少女、公園の中に入りすばるに駆け寄る。
すばる「なんや、暑いのに元気やなぁ、何かいいことでもあったんか?」
少女、口を両手で隠し「ふふっ」と笑みを零す。
少女「あんなぁ、うちなぁ、好きな子できてん!」
少女、すばるの隣のブランコに座る。
すばる「ホンマか。どんな子なん?」
少女「えっとなー、かっこよくてー、足が速くてー、あっ!かけっこでいっつも1番取んねんで!でも算数は苦手でー、あと、給食食べるんが早い!」
少女、指を1つ2つと折りながら話す。
すばる「やっぱ小学校じゃ足の速い子がモテんねんなー」
少女「あとな!すっごく優しい!おそうじ当番は手伝ってくれるし、落とした消しゴム拾うてくれたし、先生に頼まれたノートを返すのも一緒にやってくれたんやで!」
少女、ブランコを漕ぎながらニコニコと話す。
すばる「なんやゾッコンやなぁ。最近兄ちゃんのとこに来おへんかったんは他の男のせいなんかー」
少女、足でブランコを止める。
少女「なに言うてんの、すぅちゃんはもう昔のオトコなんよ?しつこいオトコは女の子に嫌がられんねんで!」
すばる「ふっ、はは!そうか、兄ちゃんは昔の男か!どこで覚えてくんねんな、そんなん」
すばる、少女の頭を撫でる。
少女「もぉー!女の子の髪は軽々しく触ったらアカンの!」
すばる「スマンスマン、もうせえへん!」
すばる、笑いながら両手を上げ降参のポーズ。
少女「しゃあないから許したげるわ!」
すばる「ふふ、ありがとお」
少女「どういたしまして!」
少女、公園の入口で少女を呼ぶ母親に気付く。
少女「あっ、お母ちゃんや!ほな、うち帰るな!ばいばーい!」
すばる、手を振りながら公園を出ていく少女を見送る。
○同・屋外
D母「すばちゃん、ホンマありがとうな~!」
すばる、母と手を繋いで歩いていく子どもD・E・F を見送る。
○同・すばる家
玄関に立て掛けてあるギターケースを背負う。
ドアが閉まる。
鍵のかかる音。
○電車・車内
すばる、ギターケースを足に挟み、座席に座る。
徐々に繁華街へと変わっていく窓の外の街並み。
すばる、目を閉じる。
車掌(声)「次はー、……」
すばる、険しくなった目を開ける。
○ライブハウス・ステージ(夜)
鳴り響く音楽と歓声。
すばるの目に反射する数色のライトの光(顔のアップ)。
激しさを増す音楽に比例するように歓声も大きくなる。
ライブ最後の曲が終わる。
すばる、激しく息をつきながら天を仰ぐ。
目には白色の光だけが反射している(目元のアップ)。
○同・楽屋(夜)
メンバーA、楽屋のドアを開けて入ってくる。
メンバーA「あっつーーー!!!汗ビッショビショや!」
後に続く、順にメンバーB・C・すばる。
メンバーB「今日凄かった~!なんやまだ頭ふわふわするわ~」
メンバーC「いっつもやろ、頭ん中がふわふわなん」
メンバーB「なんやねんそれ〜!どういう意味!?」
すばる、メンバー達の喧騒を見つめる。
すばる「なあ」
メンバーA・B・C、すばるを振り返る。
すばる「俺、バンド抜けるわ」
一瞬の間。
メンバーA「は?すばるくん……?なに……?なに、言うてんの……?」
すばる、メンバーA・B・Cを真っ直ぐに見つめる。
すばる「今日、最高やった。いいライブやった。やっぱお前ら最高や。せやから、満足してしもた」
すばる、伏し目になる。
すばる「いっつも、お前らとなら、もっと上に行ける、って思っとった」
すばる、拳を握りしめる(手元のアップ)。
すばる「もっと、もっと、てっぺんまで、って思っとった」
※※※
(フラッシュ)
ステージの照明を浴びて赤色の光を反射するすばるの目のアップ。
すばる「もっと……、もっとや!!!」
※※※
メンバーB「あの『もっと』って、そういう意味やったん?」
すばる、頷き拳の力を抜く。
すばる「せやけどな、今日は満足してしもた。こう……、体中の血がな、熱くなって、頭バカになりそうなんやけど、お前らの音も、観客の声も、ちゃんと聞こえとって、まぁ上手く言えへんけど、なんや泣きそうになってな」
すばる、伏せていた目を上げメンバーA・B・Cを見据える。
すばる「『もっと』って思ってたから、俺は前に進めてたんや。満足してしもたら、もう前に進めへん。せやから、俺のことはここで置いてってくれ」
メンバーC「……すばる」
すばる、メンバーCに目線を向ける。
メンバーC「俺らな、いくらインディーズ言うてもデビューしてんねんで?」
すばる「おん」
メンバーC「すばる目当てで来てる人やっておるし」
すばる「うん……、せやな」
メンバーC「それでも、辞めるん?バンド」
すばる「……すまん」
メンバーC「(溜め息をつく)何年後ろから見てる思っとんねん。すばるが1回決めたら曲げへん頑固モンやってことくらい、とっくに知っとるわ」
メンバーB、頭を掻く。
メンバーB「せやなあ~、すばるは頑固モンや」
メンバーB、すばるの肩を小突く。
目を伏せるメンバーB。
メンバーB「でも、こうやって長い間一緒にバンド組んでるとな、すばるが音楽に対して頑固になる訳が分かる気がするんよ。歌ってる時のすばる、ホンマに真剣な顔しとるもん」
メンバーB、すばるの目を見る。
メンバーB「せやから、すばるが『最高やった』って言うなら、それは本当なんやろけどな。でも、俺らは止まらへんよ。前に進んでく。」
メンバーB、困りがちな笑みを浮かべる。
メンバーB「でもな、たま~に躓いたらすばるのいる方に振り返るから、その時は助けてな?」
すばる「……おう、任せとき」
メンバーA、すばるを真っ直ぐに見つめる。
メンバーA「俺な、すばるくんのライブの時のギラギラした目、好きやってん!」
すばる「初耳やで、そんなん」
メンバーA「めっちゃかっこよくてな、いつだって俺の憧れやった」
すばる「……おん」
メンバーA「そのすばるくんが、満足出来たって言うんやったら、それはええことなんやろな」
メンバーA、指で頬を掻いてはにかむ。
メンバーA「俺、すばるくんが満足した音楽の中で、ギター弾いたんやな、すごいな」
すばる「うん、お前は凄い。……せやからな、コイツ、お前に持っててほしいんやけど」
すばる、自分のギターをメンバーAの前に突き出す。
メンバーA「えっ!ア、アカンよ!アカン!すばるくんの大事なエレキやんか!」
メンバーA、狼狽えたように首を振る。
すばる「だからや。コイツはまだやれるし、連れてったってくれ」
メンバーA、すばるの真剣な表情に根負けしたようにギターを受け取り、再びはにかんだ笑みを浮かべる。
メンバーA「ありがとう……。大事に……、大事にするなっ」
○電車・車内(夜)
すばる、目を閉じる。
○ライブハウス・出入口(夜)(回想)
メンバーB「これで今生の別れって訳でもないんやし、たまには顔出してな」
メンバーC「今度飯でも行こうや、美味い店見つけたんやで」
すばる「おう、楽しみにしとくわ」
メンバーA「今度!すばるくんのギターの手入れの仕方とか、いろいろ!教えてな!」
すばる「分かった」
メンバーB「ほな……、またな」
すばる「おう、また」
すばる、メンバーA・B・Cに背を向け歩き出す。
(回想終わり)
○電車・車内(夜)
すばる、顔を窓へ向けている。
すばるの表情は見えない。
車掌(声)「次はー、……」
○最寄り駅・ホーム(夜)
ホームに降りた女子高生A、すばるに気付き後ろから駆け寄る。
女子高生A「やっぱり!すぅくんやん!」
すばる、後ろを振り返り女子高生Aに対してニヤニヤ笑う。
すばる「なんやお前、こんな時間に。夜遊びか?」
女子高生A「アホか!部活や!」
すばる、ニヤニヤとした笑いを深くする。
すばる「せやろな~色気もへったくれもないもんな、お前」
女子高生A、すばるの肩に軽いパンチ。
女子高生A「うっさいわ!これでも結構モテるんですぅー」
すばる「ほんまかー?」
すばる・女子高生A、談笑しながら改札外へ歩いていく。
○団地・公園
ブランコの周りに集まる子ども数人。
中心にはすばるがブランコに座っているが、子ども達の影になっていて見えない。
子どもG「すばるお兄ちゃん!うち、次はプリキュア聞きたい!」
すばる(声)「プリキュア~?兄ちゃん分からへんから、ちょっと歌ってえや」
子どもG「もぉ!しゃあないなあ!」
○同・公園外
何かの音に気付いたゲン(6)、ゲン母の服の裾を引っ張る。
ゲン「ママ、ママ。なんか聞こえる」
ゲン母「あら、本当ね!行ってみようか」
ゲン「うん」
ゲン、ゲン母に手を引かれ公園内へ。
○同・公園
子どもG「すばるお兄ちゃんすごぉ~い!」
子どもH「次!次ぼく!」
子どもI「アカンよぉ!次ぼくやって!」
すばる「もぉー、ケンカすなよー?……お?」
すばる、近付いてきたゲンとゲン母に気付く。
2人に歩み寄りゲンの頭を撫でて目線を合わせるようにしゃがむすばる。
すばる「見ぃひん顔やな、坊主」
ゲン母「最近C棟に引っ越してきたアオヤマです。ほら、ご挨拶しなさい?」
ゲン「こんにちわ、アオヤマ ゲンです」
すばる「(笑いながら)ちゃんと挨拶できてえらいなぁ、ゲン」
すばる、再びゲンの頭を撫でる。
ゲン「ねぇ、それ、なぁに?」
ゲン、すばるの手の中を指さす(手のアップ)。
ハーモニカが日の光に照らされて光る。
すばる「これ?これな、ハーモニカいうんやで。ほら」
すばる、ハーモニカを鳴らす。
すばる「こうやって音出すんや」
子どもG「すばるお兄ちゃんすっごいんやで!うち、今プリキュアやってもろてん!」
子どもJ「この前は仮面ライダーやってんで!」
子どもK「すばるお兄ちゃんな、言うたらな~んでもできんねん!」
子どもG「魔法使いみたいなんよ!」
子どもG・K「なー!」
と顔を見合わせて笑う。
ゲン、ハーモニカに釘付けになる。
すばる「なぁ、ゲン」
ゲン、顔を上げすばると目を合わせる。
すばる、ゲンの真っ直ぐ見つめる瞳がを見て、眩しそうに目を細めながら笑う。
すばる「ゲンは、なんの歌が好きなん?」
○電車・車内
断続的なレールの継ぎ目の音。
車内に人は疎ら。
すばる、座席の端に座り、横を向いて肘をついた上に顎を乗せる。
すばる、目を閉じる(目元のアップ)。
※※※
(フラッシュ)
バンドメンバーとの練習風景。
言い争うすばるとメンバーC。
見守るメンバーB。
すばるとメンバーCを交互に見ているメンバーA。
※※※
※※※
(フラッシュ)
すばる、バンドメンバーと居酒屋で食事。
すばるに絡むメンバーCと顔をしかめるすばる。
メンバーB、メンバーCをすばるから離す。
メンバーA、メンバーCに水を手渡す。
すばる、その様子を見て顔を綻ばせる。
※※※
※※※
(フラッシュ)
ライブ中のステージ上。
メンバーAの難易度の高いギターソロを演奏しながら見守るすばる、メンバーB、メンバーC。
メンバーA、成功し、ホッと息をつく。
すばる・メンバーB・C、顔を見合わせて笑う。
※※※
すばる、目を開ける(目元のアップ)
車掌(声)「次はー、……」
すばる、口元に笑みを浮かべる。
立ち上がりドアへ向かうすばる。
ホームの人混みの中に紛れていく。
*****************
お粗末さまでした!!!!!